先回、先々回とC(コンセプト、商品、サービス)とT(ターゲット、見込み客、お客様)について書かせていただきましたが、 今回は、P(プロセス、関係づくりの段取り)×T(ツール&イベント、各種の関係づくりのツール、イベント、トーク)について、申し上げます。
企業でも、団体でも新規のお客様を獲得し、新規のお客様が固定客化し、その固定客が頻客化(固定客の来店サイクルの短縮化)をすると、売上も利益も目覚ましく増加する事は、実際の企業の例で、いくつも実証されています。 この三段階を実現するには、P(プロセス、関係づくりの段取り)×T(ツール&イベント、各種の関係づくりのツール、イベント、トーク)を、セットで設計書として作成する必要があります。
マスメディアをはじめ、顧客への電話対応や打合せ、クレーム対応、さらにはハガキやFAX、ホームページ、メルマガ、電子メール、SNSなどを駆使し、顧客とどのような双方向コミュニケーションを想定すると商品やサービスの購入も含め、顧客満足が高まるかを計算し、設計するものです。
P(プロセス、関係づくりの段取り)×T(ツール&イベント、各種の関係づくりのツール、イベント、トーク)設計をするためには顧客とのやり取りを漫然と捉えず、時間差も含めた動態として意識する必要があります。 たとえば接客に於ける表情や会話は、顧客との絶妙な動態的コミュニケーションです。その良し悪しで、顧客は商品の購入を決定する事も多いのです。会話の切り返しは時間差、タイミングも含めた動態的なものです。
コンサルタントの提案は、売上増の役に立たない話が、企業内で非常に多いのも事実です。それは顧客とのやり取りのノウハウがお話レベルで終わり、デザインやコピー(文案)も含む、細やかなツール設計のノウハウがないからです。 また、ツール類を扱う広告代理店や企画、制作会社などは、販促費用だけ膨大にかかって効果はゼロという話をよく聞きます。顧客が購入されるまでのプロセスの中でのツールを設計しなければ、ツールの効果を発揮することは出来ないのです。
特定の顧客の属性を把握しながら、その顧客にあった情報を届け、一見客を自社ファンにしていくCTPTマーケティングに是非ご期待ください。 虹色のたねの支援プログラムは、CTPTマーケティングを活用したご提案を行います。
CTPTとは、C(コンセプト、商品、サービス)×T(ターゲット、見込み客、お客様)×P(プロセス、関係づくりの段取り)×T(ツール&イベント、各種の関係づくりのツール、イベント、トーク)の4つです。
引用:「日本経済の活性化は中小企業の活性化からをあなたが実践する…それが日本を元気にする」日本マーケティング・マネジメント研究機構 編