おとなに性教育が必要な理由

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投稿日:2019.07.05

今年度、虹色のたねではLUSHチャリティポットさまからの助成を受け、性教育のセミナー実施をしています。

今、子ども向けの性教育の必要性に注目が集まっているところですが、その前におとな自身も学ぶ必要があります。

自分の性に向き合い、正しい知識を持ち、性についてポジティブな思考を手に入れていなければ、子どもに対しても、禁止や制限、罰則によって縛り、排除する方向でしか向き合えないからです。

例を挙げると、中学生や小学生の年齢で妊娠する場合もあります。
正しい知識がないと、妊娠に氣づかないこともあります。
当然対処が遅れ、出産に至ることになります。

相談できないのはなぜか。
きっと怒られる。

性をタブー視して、ただ禁止や制限をするだけでは子どもたちを守ることができません。

性の知識をあらかじめ知っていれば、予期しない妊娠は避けることができます。
その知識を学ぶ場がなく、間違った情報にさらされているとしたら。
これはおとなの責任です。

20歳になるまでは妊娠なんてしない。
おとなになるためにみんなしていること。
すぐにシャワーで流せば大丈夫。

こんな言葉を信じて、妊娠に至った子どもたちに、出会ってきました。
避妊の知識があれば、妊娠のメカニズムを知っていれば、避けることができます。
自分が本当に望んではいないことだとしたら、大好きな人にでもNOと言ってもいいこと。
NOと言わないからと言って、同意していることにはならないこと。

おとな自身がまず学び、子どもたちのロールモデルとなる。
そんな内容の性教育セミナーを実施しています。

助成金枠での実施枠が残り少なくなってまいりました。
ぜひお早目にお問い合わせくださいませ。

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